ご縁 Ep60
繋がるオルゴン療法
今は、尼崎市の塚口に治療院がありますがその前は、大阪市にありました。
12月に西宮市からMさんが大阪市まで治療を受けに来られました。
問診すると糖尿病から始まり色々既往歴がありました。それで図書館でオルゴン療法の本を読んで、どんな治療なのか体験したくなったそうです。
施術をすると大変痛がられましたが二回目の施術の時には、お姉さんも誘って二人で来られました。クリスマスを過ぎた頃に三回目の施術を受けられて、施療用リングを注文されました。
オルゴン越野から取り寄せて年内に届くように郵便局のレターパックで送りました。
年が明けて暫くすると、送ったリングが返ってきたのです。
Mさんに電話をすると、年末から留守にしていたそうで再配達依頼をされなかったので返送されてきたことが分かりました。
「もう一度送りましょうか?」
とお聞きすると、普段は尼崎市の塚口駅近くの店に居ているのでそちらの住所に送るようにと言われました。
詳しく聞くと私の家から自転車でも行ける距離だったので直接お持ちすることにしました。
お店は直ぐに分かりました。明るくてキレイなお店で電気治療を主体に整体をされていましたが本職は、建築関係でお店の内装も自前でやったと言われました。
それから時々休みの日に顔を出すようになりました。
ある時、「店の半分以上が遊んでいるので勿体ないから貸してくださいよ?」
半分冗談で言うと「貸したるで!」
思いがけない返事にビックリ、家からも近いし駅近でキレイなお店、とんとん拍子に話がまとまりその年の5月に今の塚口の治療院に引っ越したのです。
もしあの時、Mさんが留守にしていなくてリングを受け取っておられたら今こうして塚口でオルゴン療法の施術は、やっていないと思います。
ご縁とご好意の繋がりで八識堂内、オルゴンさくら鍼灸院が誕生しました。
To be continued.