交信 Ep86

--・-- これ何だと思います?

ツーツートンツーツーでモールス信号のなんです。

父親が出征中にモールス信号を習ったとかでは、「あーゆーとこーゆー」と覚えたと私が幼い頃、枕もとでよく聞かされました。

だからだけ分かります。

今は、通信手段が発達したのでモールス通信は一部のアマチュア無線の方以外は、あまり使われていないようですが無線もスマホも電波を利用した通信です。

今回は、電波を使わないで交信した人の話です。

その方は、ホームページを見て一度オルゴン療法を受けてみたいと予約をされて来られました。

足の末梢施療を中心に1時間ほどの施療後にお茶を飲みながらお話をしていた時でした。

突然に彼女が

「パピパピ・プップ・ピー・・・・・」(私にはこんな感じで聞こえました。)
意味不明なことを言い出したのです。

「どうしたんですか?」驚いて聞くと

「気にしないでください。」

「いやいや気にするでしょ!」

「私、今宇宙と交信しているんです!」

「????????」

目が点になりました。

時々宇宙からのメッセージが届くので交信するそうです。

何年か前に突然交信できるようになったとかで相手が地球のことを心配していると言いました。

私は、彼女が心配になりました。

その時、彼女が本を持っていたので「何の本をお読みですか?」とお聞きすると

カタカムナの本です。」

「もう廃刊になっていますが凄い本なんですよ!」と熱く語り始めましたがイマイチ理解に苦しみました。

ただ、頭の片隅にカタカムナだけが残りました。

後日、知り合いの鍼灸師の先生に「カタカムナってご存じですか?」とお聞きするとニヤッと笑って本を貸してくれました。

宇宙と交信する彼女が持っていたのと同じ本でした。

1949年に全国の土地の電位を測定研究していた楢崎皐月氏(ならさきこうげつ)が兵庫県六甲山系金鳥山付近で測定用の器械を設置していたら平十字(ひらとうじ)と名のる猟師が現れ、「あちこちに器械を設置しているのは、お前らか?動物が迷惑しているのでどけてくれんか?」と言いました。

楢崎氏が素直に忠告に従うと「いいものを見せてやる!」と言って腰に付けていた巻物を見せてくれたそうです。

この巻物は、カタカムナ神社で宮司をしていた父親へと先祖代々引き継がれてきたカタカムナ神社の御神体で迂闊に見ると目がつぶれると言われてきたほどの代物だと言いました。

楢崎氏が書き写しを申し出ると貸すわけにはいかないのでと毎晩持って来てくれることになり20日ほどかけて書き写したモノが現在に伝わる「カタカムナ文献」と言われています。

楢崎氏はこの文献を5年かけて解読に成功したそうです。

ネットで「カタカムナ」を検索すると沢山のサイトや本があることが分かります。

縄文時代よりはるか昔に文字を使う文明が日本に存在していたと言うロマンあふれる話ですが楢崎氏が書き写したと言われる原本の存在の有無やカタカムナ文明の遺跡等が発見されていないこともあり異論を唱える人も多いようです。 楢崎皐月氏がやっていた土地の電位測定と言うのは、地電流の測定です。

大地にはいろいろな原因による微弱な電流が流れていますがこれを地電流とよんでいます。地電流の観測は地中に電極を埋設し、2つの電極間に生じた電位差を測定します。地電流は地磁気変化や地殻の活動などの自然変化に伴って変化することから、地下構造探査はじめ様々な分野で利用されています。

太陽などからの相互作用により電離層や磁気圏に電流が流れると地磁気が変動し、地中には地磁気変化を打ち消す方向に地電流が誘導されます。

地磁気の変化に伴いどのような誘導地電流が地中に生じるかは地下の電気の流れやすさによるため、原因である地磁気変動と結果である地電流変動を組み合わせて、地下の電気的性質を推定することができます。この手法は地磁気地電流法(Magnetotelluric法)と呼ばれ、地下資源探査や断層・火山・プレートなどの地下構造探査に広く使われています。

気象庁地磁気観測所HP

気象庁地磁気観測所HP 「地電流の基礎知識」https://www.kakioka-jma.go.jp/knowledge/ec_bg.html

To be continued.

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