オルゴン療法と東洋医学 Ep107

オルゴン療法を鍼灸院のメニューに取り入れた頃から多種多様な病気を患っている方がオルゴン療法を受けてみたいと来られるようになりました。

初めて耳にする、難しい病名の方も来られました。

その都度、越野先生に電話をして相談をしました。

「◯◯病の方が来られるのですが何処をどう施術したらよろしいですか?」

私的には、「ここを重点的に施術しなさい」と言う答えを期待していたのですが違いました。

「手足の末梢をシッカリ施術しなさい!」が毎回返ってくる答えでした。

どんな病気の方でも手足の末梢です。

先生の著書の中や私のブログにも度々登場する「動静脈吻合部」と言うキーワードがあります。

手足の末梢部に存在する血管構造ですがこの吻合部をオルゴンリングで刺激して開くことにより血流改善を図るのがオルゴン療法です。

詳しくは、ブログのEpisode63~69「血管と血流」、Episode70~73「血管と血圧」に詳しく書いていますのでご覧下さい。

 手足の末梢施療の中でも爪の周りの施術が一番大事です。ここの施術の出来不出来が結果を左右すると言っても過言ではありません。

爪の生え際の角に井穴と呼ばれるツボがあります。井穴(せいけつ)と読みます。

世界最古の医学書と言われている、「素問」「霊枢」「そもん」「れいすう」には、この井穴に刺鍼して出血(瀉血)させる刺絡療法が記されています。

古来より急性治療、慢性疾患等に用いられてきた治療法です。

「井穴は手足の先端にあって気脈の出る所であり、水流にたとえると泉の湧き出るところに当たる」と言われています。

井穴への施術には、主に属する臓腑の疾患やその経絡の流注(るちゅう・ルートの意)にあたる皮膚や筋肉の異常・コリ・痛みなどに効果があります。

また、退熱、鎮静、開竅醒神(かいきょうせいしん)(中医学で意識混濁やショック、精神不安を改善し、意識をハッキリさせる作用です)という共通の作用があると言われています。確かに、オルゴンリングで井穴を押された時の痛さに、開竅醒神の作用があるのは、実感できます。

つまり、オルゴン療法でも爪の周りの井穴をリングで押したり擦ったりすることで同じような効果が期待できると言うことです。

手足の末梢施療をするときに井穴に関わる臓腑と流注を意識することで一歩踏み込んだ施術が出来るはずです。

次のEpisodeからは、経絡別に属する臓腑と流注について記していきたいと思います。

To be continued.

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