護られている。 Ep77

オルゴンリングにも磁場?

方位磁石を平らな場所に置くと赤い針が指す方が北です。

反対側の白い針が南ですね。

あの赤と白に色分けされた針は、磁石なんです。

「それぐらいのこと小学生でも知っているよ!」と笑いませんでしたか?

赤がN極で白がS極だと言うことも常識ですね。

それじゃあ、赤いN極が北を向くのは、北にあるS極に引き寄せられていると言うことでよろしいですか?

「?????」

北は、北極だからN極だと思っていませんでしたか?

私も勘違いしていました。
北(North)がS極で南(South)がN極です。

地球の磁場を説明するときに地球の自転軸に対して棒磁石を置いた図が使われます。

この棒磁石が地球の磁場を作り出しているそうです。

棒磁石がなぜ存在するかは、諸説あるようですがダイナモ理論がシックリきました。

地球の中は、地殻・マントル(上下)・核(内外)の3つの部分に分かれています。
核は、内核と外核に分けることができます。どちらも鉄やニッケルの金属でできているらしいのですが、内核は固体で地球が自転するので回転します。

外核は溶けた金属の液体で内核のまわりで熱対流を起こして動いているようです。
外核は、電気を通しやすい鉄やニッケルなので、この動きが発電機と同じような動きになり電気が起こるようです。
つまり、地球は大きな発電機なのです。そして、その電気が大きな棒磁石を作りだしています。

次の図が地球の磁場の図です。

棒磁石と同じですね!

この地球の磁場が宇宙線や太陽風から生命を護ってくれているのです。

太陽風とは、太陽から吹き出しているプラズマのことです。(電気を持った高温の粒子)

このプラズマの流れが「太陽風」で秒速数百kmというスピードで宇宙空間に吹き付けています。

もしこのようなエネルギーの高い粒子が生命の設計図である遺伝子にあたると遺伝子が壊れたりガンや奇形が増えたりして、生物に重大な悪影響を与えると言われています。

しかし、この磁場によるバリアは、完全に太陽風を防ぐことができません。

磁場を乱す磁気嵐を起こすこともあります。また地球の磁極に引き寄せられるように磁場に沿って流れこんできた粒子が大気とぶつかることで起こるのがオーロラです。

また、地球の大気が太陽風に吹き飛ばされないように護ってくれているのもこの磁場です。

最近の研究では、40億年前まで火星には、地球のような大気があり海があったことが分かってきました。

火星の大きさは、地球の約半分です。そのために地球より早く核が冷めてしまい、発電機が停止した結果、磁場がなくなり大気が吹き飛ばされてしまったと言われています。

地球の生命は、磁場と大気に護られています。

To be continued.

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