崩れるアーチ Ep18
オルゴン療法で再構築する!
歩く時に重心は、踏み込まれた踵から外側を通って足の小指側へ移動して、次に小指、薬指、中指、人差し指の4本が地面を踏みしめるように曲がり、最後に親指が地面を押さえて次の蹴りだしにつながります。
このスムースな体重移動を支えているのは、足の裏にある三つのアーチです。
片足26個の骨で三角形状に三つのアーチが形成されています。このアーチがクッションの役割をはたしショックを和らげたり、姿勢を調整したりとスムースに歩けるような助けをしています。
三つのアーチの中でもトラブルが一番起こりやすいのが小指から親指にかけての横アーチです。横アーチの崩れは、足指の変形に繋がります。外反母趾や内反小指などです。
足指の変形、アーチの崩れが姿勢の崩れを招きます。
アーチが崩れた足は、クッションがなくなるので歩くたびに大きな衝撃がかかり、膝や腰に負担をかけます。そして関節の変形や慢性の痛みに繋がります。
裸足で外を走り回っていた子供の頃は、指が開いて健康的な足をしていたはずです。
私は、痛いけど我慢をして足の末梢施療を続けた結果、少し子供の頃の足に戻ったと思います。
足の指を伸ばして、アーチを再構築する!
基礎を正せば、その上に乗っている構造物の歪みもおのずと修正されます。
To be continued.