冷えが取れた理由 Ep13

オルゴン療法と毛細血管

足の冷えが取れた理由を考えました。

リングから出る未知の力が作用して治った?

それがオルゴンエネルギー?

そういう可能性は、ゼロとは言い切れませんが私的には、もっと合理的な説明が欲しいのです。調べてみました。

足の末梢施療をした後は、皮膚がピンク色になり、表面にある静脈は太く浮き出てきます。これは、末梢部へ流れる動脈血が増えたために、還りの静脈血も増えるから浮き出たものと考えられます。また足の表面にある毛細血管の隅々まで血液が流れ出したためにピンク色になり皮膚温も計測すると施療前後で5~10度上がります。

越野先生の著書の中に動静脈吻合部と言う用語が度々現れます。

この図は、先生の本から転用させてもらった模式図です。模式図ですから実際には、顕微鏡での観察が必要だと思います。

吻合(ふんごう)と読みます。Kissを漢字で接吻と書きますね!吻は、上下の唇がぴったりと重なり合う意味があります。つまり動静脈吻合部とは、動脈と静脈がぴったりと重なり合う場所をさします。

この動静脈吻合部は、主に手や足の末梢部と顔などの皮膚にあります。体温調節するためにあると言われています。特に多いのが指先の先端部です。

次の模式図は、生理学の教科書から転用させてもらいました。

毛細血管には、血液が常時流れている優先路(赤→点線)と組織の活動に応じて流れる真正毛細血管(ループの中の網目状)があり、毛細血管のすべてに常時血液が流れているわけではありません。

血液の流れをコントロールしているのは、黒いツブツブの前毛細血管括約筋です。自律神経で支配されています。

交感神経が働くと収縮してゲートが閉じるように血液は、流れなくなります。逆に副交感神経が働くとゲートが開きすべての毛細血管に血液が流れるようになります。

細動脈と細静脈の間には、短絡と言って(赤→実線)毛細血管を通らないバイパスのような構造の動静脈吻合部が存在しています。

例えば、子育てをされた方なら分かると思いますが小さなお子さんが「眠い・・・」と言い出すと手が温かくなっていることがありませんでしたか?

この時、副交感神経が優位になって手の毛細血管にあるゲートが開いて血液が集まってきたから手が温かくなったのです。末梢部に血液が集まると体の中心部の血液は、減少します。減ることによって深部体温が下がり眠くなるのです。

人は、副交感神経が優位になり深部体温を下げて眠りについています。

何時までも交感神経が優位な状態が続くと末梢部に血液が集まらないので深部体温が下がらずに寝つきが悪くなります。

手足が冷たい人ですね!

つまり、私の足はエアコンの寒冷刺激で閉まっていた吻合部やゲートがオルゴンリングの末梢施療によって開いたか若しくは開きやすくなったのだと思います。結果として足の血流が改善して冷えが取れたのだと推察されます。

追記

施術をしていると痛い痛いと言いながらイビキを掻いて寝てしまう方がおられます。足の末梢部に血液が集まり深部体温が下がった証拠だと思います。

To be continued.

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